初想〜はつこい〜


「ここは……?」

案内されたのは茶会ではなく物凄く広い部屋だった


「生徒会室ですよ…」

しれっと藍堂が言った


「お茶会は嘘なんですね」


詩音は動揺しなかった

「えぇ…君と一度話がしたかったんでね…」


藍堂がクスッと笑った


「用件は………?」

詩音はスバッと聞いた



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