恋する ラブラブパール  〜潤の心〜
「すみません、失礼します」

真鍋は逃げる様に走っていった。

「アイツ…」

俺は、学生寮へは向かわずに、来た道を引き返していた。

家の前を通り過ぎ、真珠の家のチャイムを押す。


「はぁ~い」

威勢の良い声で真珠が出て来た。
< 15 / 123 >

この作品をシェア

pagetop