白衣の悪魔のキスの味
でも…



「ねぇ…先生…?」



「あ?」



「やっぱり…」



「ダメって、言ってんだろ。」



「……だよ…ね。」



やっぱりキスは“特別”だもん。



このままでも幸せだけど…



間接キスは、すっごくドキドキしたけど…



あたしは欲張りだから、



やっぱり“先生の唇”が欲しい。



先生の気が変わるかも…って思ったら、



もしかしたら…って思ったら、



「ほんとに…ダメ?」



何度だって訊いちゃうんだよ…ね。

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