元の世界に
(この世界になったのがあの神社だから
もしかしたらもとに戻るかも)

元の世界に戻すために走った

神社についたとき、
愕然とした

神社がないのだ
火事で燃やされていたのだ

「そ…そんな」

唯一の希望が

その場にしゃがみこみ泣き始めた

「世界を…元に…戻してよ…」

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