詩集『醤黒糖に憧れて』



     ───3───


死者に
鞭打つつもりはない



けれど俺は哀華を許さない




何故なら





奴は哀華を殺したから





俺は哀華を殺した哀華を





一生憎み続けるだろう





ひとりぼっちの可哀想な
俺のネッ友
哀華を思いながら





キラキラと
あんなに輝いていた
女の子を悼みながら





人生よりも重い問題


そんな物は無い!


断じて無い!


絶対に存在しない!





☆彡
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