21時までの・・・
しまった!
ここ一ヶ月、友理奈を誘ってない!
『う〜とねぇ、
進学の事で相談しに行ったの、あんた 一年だし〜』
《うそっ うそ、うっそだぁ〜
だって、ももちー 上に行くんでしょっ》
『う〜ん、忘れてたの』
《なにを?》
『うちは、中学から大学まででしょっ
佐紀ちゃん高校公立行ったから〜
大学は絶対同じとこ行こうねって
アタシが言っちゃったのよね〜』
《佐紀ちゃんが こっちに来たらいいのに》
『そうよね〜』
《アタシが佐紀ちゃんに言ってあげる!》
なんとか、ごまかせた。
ごまかせた?!
別にごまかしていない。
大学の事は話しをした。
ただ雨だったから!
バスは学校前に着いた!
バナナを食べれなかった桃子。
1時限目が後少しで始まる。
仕方なく、歩きながら食べる
正門までは一分。
なんとか、口に全てほりこんだ。
バナナの皮は友理奈に返した。
《え〜 自分で始末して下さい。》
二人は学校内に入っていた!
桃子は聞こえないふりをして先に歩く。
桃子は友理奈の先輩!