21時までの・・・
午後7時
練習が終わり片付ける桃子。
他の部員は皆クラブハウスへ戻っている。
部の決まりで片付けは当番制
それも一人、今日は桃子が当番。
片付けが終わり、
クラブハウスに戻ると
誰もいなかった。
桃子は一人で着替えていた。
突然電気が照明が消えた。
『キャーッ』
叫ぶ桃子。
《ハッハッハッハッ、びっくりした?》
電気がついた。
そこに居たのは友理奈だった。
『もー 何するのよー』
友理奈は笑っていた。
《早く 帰ろうよ》
友理奈は桃子を待っていた。
朝の事を聞く気だ!
桃子は思った。
《ねぇねぇ 早くはやく》
嬉しそうな楽しそうな友理奈。
二人はクラブハウスに
鍵をかけ守衛室へ
鍵を返し正門に向かう二人。
友理奈は凄く楽しそうな顔をしてた。
桃子は、なぜか友理奈に強くあたれない。
正門を出ると友理奈は
堰を切ったかの様に
《ねぇ ねぇ 朝の誰よー 教えてよー
ももちゃんの彼?》
『違うよー ほんとうに知らないんだっ』
《うっそー》