怪盗プリンセス
「サクラ、ちょっと来てくれないかい?」
プリンセスは、サクラを呼ぶと紅茶の準備を始めた。
【プリンセス、何ですか?】
サクラが、部屋に入ってくる。
「座って。今夜話すって言った事を話すから。」
サクラが、椅子に座る。
プリンセスも、シャナに紅茶を渡すと椅子に座った。
「シャナは、ジューンをどう思う?」
「……言って良いの、プリンセス?」
シャナが、サクラを気にして言った。
「サクラは、信用して大丈夫。良いから、言って。」
「……あの子――ジューンは、私達と同族―つまり、古の血を受け継ぐ存在だと思うわ。」
シャナが、自分達にしか聞こえない程の小さな声で囁く様に言った。
【………古の血とは、なんなんですか?】
サクラが、少し黙った後言った。
「神と同じ長さを生きる事が出来る知的生命体かしら?」
プリンセスが、自信無さげに言う。
「治癒力の高い、老衰で死なない、知的生命体よ。」
シャナが、呆れたように言った。
【そうですか………それで、プリンセスについての記録が五百年以上も昔からあるのが分かりました。】
サクラの言葉に、シャナとプリンセスは苦笑いを浮かべた。
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プリンセスは、サクラを呼ぶと紅茶の準備を始めた。
【プリンセス、何ですか?】
サクラが、部屋に入ってくる。
「座って。今夜話すって言った事を話すから。」
サクラが、椅子に座る。
プリンセスも、シャナに紅茶を渡すと椅子に座った。
「シャナは、ジューンをどう思う?」
「……言って良いの、プリンセス?」
シャナが、サクラを気にして言った。
「サクラは、信用して大丈夫。良いから、言って。」
「……あの子――ジューンは、私達と同族―つまり、古の血を受け継ぐ存在だと思うわ。」
シャナが、自分達にしか聞こえない程の小さな声で囁く様に言った。
【………古の血とは、なんなんですか?】
サクラが、少し黙った後言った。
「神と同じ長さを生きる事が出来る知的生命体かしら?」
プリンセスが、自信無さげに言う。
「治癒力の高い、老衰で死なない、知的生命体よ。」
シャナが、呆れたように言った。
【そうですか………それで、プリンセスについての記録が五百年以上も昔からあるのが分かりました。】
サクラの言葉に、シャナとプリンセスは苦笑いを浮かべた。
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