怪盗プリンセス
朝、

「ジューン、何時まで寝ているの?起きなさい!」

プリンセスが、ジューンを布団を剥いで叩き起こした。


「おはようございます。今、何時ですか?」

ジューンは、目を擦りながら言った。


「6時よ。」

プリンセスが、何処からか持ち出した珈琲を飲みながら言った。



「そうですか。今日は、仕事はあるんですか?」
「無いから、下で遊んでくるといいわ。ちょうど、アフリカのジャングルの真上だから。」

ジューンは、プリンセスの発言に盛大な溜め息を吐いた。


「つまり、食料を調達してくればいいんですね?」

「そうしてくれると助かるわ。」


ジューンは、再び溜め息を吐いて、奥の部屋に着替えに行った。



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