お子様王子の彼女。〔完〕
「やだよぉ…先輩…!!」
「…」

ズンッ!!

「んん…!!」



とうとう奥まで入ってしまった。

あたしは先輩と一つになった訳ですが…廊下のど真ん中で…


「…あぁ…!!」
「…Σ(゚Д゚;!?」

いきなり叫びだした先輩…
どうしたというんだ…!!
そしてさっきまで先輩に対して恐怖心を抱いていたあたしはどこへ…!?



「わりぃ…痛かったよな…?ホントにごめん…」

涙目でいう先輩。
泣きたいのは(ていうか既に泣いてる)こっちです。



「俺…何やってんだろ…?」

ごもっとも。

「一生…ヤるつもりなかったのに…」








(゜皿゜#)









「それってあたしの形がおかしかったからですか!?あたしがお子様だからですか!?他の女の人の方が形が綺麗だからですか!?」



先輩を睨みながら言う。
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