とんでも腐敵☆パートナー
「今度クッキーでも作りましょうか?」
さっき映画代とか奢ってもらっちゃったし、あたしも何かお返しせねばと気負って言ってみた。
「え……いやそれは……ま、まぁそのうち……」
そこで何故目を逸らす。
あたしの物言いたげな視線にいたたまれなくなったのか、拝島さんは「あ、こ、これ結構美味しいよ」とかキョドりながら渡した栗バーガーにぱくついた。
ちくしょー。今に見てろー。
視線を数席向こうの二人に移すと、黙々とパスタを口に運ぶ祥子に、高地さんが一生懸命話しかけてる様子が見てとれた。
ホント、めげない人だ高地さん。
しかし約束では映画を見るだけだったから、ここから先祥子を連れまわすのは難しい。
どうする気だろうなー。
と思ってると二人が席を立ち、あたし達も移動を余儀なくされた。
立ち上がり、さっと後片付けをしてから、さり気なく二人の後ろについて会話を盗み聞き。
さっき映画代とか奢ってもらっちゃったし、あたしも何かお返しせねばと気負って言ってみた。
「え……いやそれは……ま、まぁそのうち……」
そこで何故目を逸らす。
あたしの物言いたげな視線にいたたまれなくなったのか、拝島さんは「あ、こ、これ結構美味しいよ」とかキョドりながら渡した栗バーガーにぱくついた。
ちくしょー。今に見てろー。
視線を数席向こうの二人に移すと、黙々とパスタを口に運ぶ祥子に、高地さんが一生懸命話しかけてる様子が見てとれた。
ホント、めげない人だ高地さん。
しかし約束では映画を見るだけだったから、ここから先祥子を連れまわすのは難しい。
どうする気だろうなー。
と思ってると二人が席を立ち、あたし達も移動を余儀なくされた。
立ち上がり、さっと後片付けをしてから、さり気なく二人の後ろについて会話を盗み聞き。