とんでも腐敵☆パートナー
「栗子ちゃん、また顔真っ赤だよ」
「拝島さんがイケメンビームを近くで飛ばすからですよ。もぉ~~ここで鼻血噴いたらどうしてくれるんですかっ」
「イケメンビーム……? なんだかよく分かんないけどごめんね」
きょとんとした顔で素直に謝る拝島さん。
自覚がない天然って恐ろしい……。
「ま、そこが拝島さんの持ち味なんでいいですけど。……あ、高地さん、結構UFOキャッチャー上手いなぁ~。もう一個げっとしましたよ!」
あたしは気を取り直して二人の観察に注意を戻した。
可愛いネコのヌイグルミ。
それが取り出し口の穴に落ちると、高地さんが指を鳴らして喜んだ。
取り出して、祥子に渡す。祥子は「いらないわよ」とでも言ってそうな憮然とした態度だけど、結局受け取ったようだ。
指でネコの肉球をつついてまんざらでもない様子。
ううっ、すっかりツンデレキャラになってないか祥子? 可愛いなぁ~。
ノンデレかつツンドラな祥子が良かったんだけど、ツンデレ祥子も捨てがたい。
デレさせてる相手が高地さんってのがちょっと気に入らないけど。
あたしは視線で射殺すが如く高地さんを睨みつけた。
「拝島さんがイケメンビームを近くで飛ばすからですよ。もぉ~~ここで鼻血噴いたらどうしてくれるんですかっ」
「イケメンビーム……? なんだかよく分かんないけどごめんね」
きょとんとした顔で素直に謝る拝島さん。
自覚がない天然って恐ろしい……。
「ま、そこが拝島さんの持ち味なんでいいですけど。……あ、高地さん、結構UFOキャッチャー上手いなぁ~。もう一個げっとしましたよ!」
あたしは気を取り直して二人の観察に注意を戻した。
可愛いネコのヌイグルミ。
それが取り出し口の穴に落ちると、高地さんが指を鳴らして喜んだ。
取り出して、祥子に渡す。祥子は「いらないわよ」とでも言ってそうな憮然とした態度だけど、結局受け取ったようだ。
指でネコの肉球をつついてまんざらでもない様子。
ううっ、すっかりツンデレキャラになってないか祥子? 可愛いなぁ~。
ノンデレかつツンドラな祥子が良かったんだけど、ツンデレ祥子も捨てがたい。
デレさせてる相手が高地さんってのがちょっと気に入らないけど。
あたしは視線で射殺すが如く高地さんを睨みつけた。