とんでも腐敵☆パートナー
「アイタタタ……」
アイスに食いつこうとした高地さん、さっきの猫にやられた傷口が広がったのか、顔をしかめて痛がった。
「いい気味ね」
「そんなぁ~……。こんなに反省してるのに……」
二人はそんな会話をしながら公園の更に奥へと進む。
辺りはゆっくり茜色に染まっていった。
風が、秋らしさを帯びてくる。
そして、急斜面の階段を登った後に、不意に開けた視界。
「わぁ……っ」
あたしは思わず感嘆の声をあげた。
真っ赤な空が、突然現れて視界を埋め尽くしたのだ。
その下に覗くのは、地平線。
オレンジに陽の光が反射してキラキラ輝く海だった。
アイスに食いつこうとした高地さん、さっきの猫にやられた傷口が広がったのか、顔をしかめて痛がった。
「いい気味ね」
「そんなぁ~……。こんなに反省してるのに……」
二人はそんな会話をしながら公園の更に奥へと進む。
辺りはゆっくり茜色に染まっていった。
風が、秋らしさを帯びてくる。
そして、急斜面の階段を登った後に、不意に開けた視界。
「わぁ……っ」
あたしは思わず感嘆の声をあげた。
真っ赤な空が、突然現れて視界を埋め尽くしたのだ。
その下に覗くのは、地平線。
オレンジに陽の光が反射してキラキラ輝く海だった。