とんでも腐敵☆パートナー
「店長しっかり……っ!」
「悪魔だ……この店は悪魔に魅入られたんだ……」
なにやら背後で負け犬的ドラマが続いてるけど無視して次に入店してくるお客さんに笑顔を向ける。
「いらっしゃいませ~」
入って来たのはなかなか可愛い顔立ちのイケメンだった。柔らかそうなねこ毛の茶髪に細い体。
ちょっと表情が暗い。沈んでるというか、思い詰めてる感じさえ受ける固く引き結んだ唇。憂い顔のイケメンなかなか美味しんぼ~♪
って、なんかどこかで見たような……。
ねこ毛って表現もどこかで使った気がするし…………。
……………………て。
「ああぁぁぁ――――っ!」
思い当たり、ビックリしてその青年を指差し叫ぶ。
「えっ。な、なにっ?」
青年も驚いて目をぱちくりさせる。
その翳りが取れた瞬間の顔で、完全に記憶と合致した。
この人――――そうだ。一度見ただけだけど、あたしのハンパないイケメン記憶脳はしっかりと憶えてくれていた。
朽木さんの――愛人君だ!
「悪魔だ……この店は悪魔に魅入られたんだ……」
なにやら背後で負け犬的ドラマが続いてるけど無視して次に入店してくるお客さんに笑顔を向ける。
「いらっしゃいませ~」
入って来たのはなかなか可愛い顔立ちのイケメンだった。柔らかそうなねこ毛の茶髪に細い体。
ちょっと表情が暗い。沈んでるというか、思い詰めてる感じさえ受ける固く引き結んだ唇。憂い顔のイケメンなかなか美味しんぼ~♪
って、なんかどこかで見たような……。
ねこ毛って表現もどこかで使った気がするし…………。
……………………て。
「ああぁぁぁ――――っ!」
思い当たり、ビックリしてその青年を指差し叫ぶ。
「えっ。な、なにっ?」
青年も驚いて目をぱちくりさせる。
その翳りが取れた瞬間の顔で、完全に記憶と合致した。
この人――――そうだ。一度見ただけだけど、あたしのハンパないイケメン記憶脳はしっかりと憶えてくれていた。
朽木さんの――愛人君だ!