とんでも腐敵☆パートナー
「自殺したら終わり。結局、誰かの重荷になって終わり。ただの死体になるだけで、何も取り戻せないじゃん! それでいいのっ!? 周囲にアイツはイタイ奴だった、なんて思い返されるのが本望なの!?」
「――っ!」
章の目が開かれた。びくっと体が反応する。
「親の言いなりに生きて、自分のやりたいことが分からないままで、終わりにしていいの!? 大好きな先輩が教えてくれたんでしょ!? 自分らしい道を見つけろって! その気持ちを無下にするだけじゃんっ!」
「で……でも僕は……」
「諦めちゃダメだよ! 生きてれば必ず見つかるんだから! 大事な人も、やりたい事も、必ず見つかるんだから! 死んで楽しようなんてあたしは認めない! 諦める前に、もっと必死に足掻くんだよ!」
「っ!!」
ハッとなった。
今の言葉は、グリコの言葉か?
おかしい。今、誰かを思い出しそうに……どこかで聞いたことのある言葉だ。
「――っ!」
章の目が開かれた。びくっと体が反応する。
「親の言いなりに生きて、自分のやりたいことが分からないままで、終わりにしていいの!? 大好きな先輩が教えてくれたんでしょ!? 自分らしい道を見つけろって! その気持ちを無下にするだけじゃんっ!」
「で……でも僕は……」
「諦めちゃダメだよ! 生きてれば必ず見つかるんだから! 大事な人も、やりたい事も、必ず見つかるんだから! 死んで楽しようなんてあたしは認めない! 諦める前に、もっと必死に足掻くんだよ!」
「っ!!」
ハッとなった。
今の言葉は、グリコの言葉か?
おかしい。今、誰かを思い出しそうに……どこかで聞いたことのある言葉だ。