とんでも腐敵☆パートナー
「なんだ、栗子ちゃんが追っかけじゃないのか。結構いいカップルになると思ったんだけど」
「拝島、冗談でもやめてくれ」
「あはは、ごめんごめん。でも朽木のファンってのは納得だな。こいつ、大学でも超モテモテなんだよ栗子ちゃん」
同じくらい自分がもててるとはまったく気付いてないのが拝島らしい。
「やっぱそうですよね。でも滅茶苦茶ストイックなんですよね朽木さん」
「そうそう、まったく相手にしないんだよ。彼女の一人くらい作ってもいいと思うんだけどさ」
拝島――――
また、そんなことを言う……。
お前の口から「彼女を作れ」など、聞きたくない言葉だということを、いつか分かってもらえるのだろうか。
その何気ない言葉で、どれだけ俺の気持ちが沈むかということを、いつか分かってもらえるのだろうか。
俺の想い人は、時にひどく残酷だ。
「拝島、冗談でもやめてくれ」
「あはは、ごめんごめん。でも朽木のファンってのは納得だな。こいつ、大学でも超モテモテなんだよ栗子ちゃん」
同じくらい自分がもててるとはまったく気付いてないのが拝島らしい。
「やっぱそうですよね。でも滅茶苦茶ストイックなんですよね朽木さん」
「そうそう、まったく相手にしないんだよ。彼女の一人くらい作ってもいいと思うんだけどさ」
拝島――――
また、そんなことを言う……。
お前の口から「彼女を作れ」など、聞きたくない言葉だということを、いつか分かってもらえるのだろうか。
その何気ない言葉で、どれだけ俺の気持ちが沈むかということを、いつか分かってもらえるのだろうか。
俺の想い人は、時にひどく残酷だ。