とんでも腐敵☆パートナー
「ごめんなさい、拝島さん。あんまり近くに来ないでください……」
さすがに間近で見るのは厳しいっす。
「え? そう? でも女の子だけじゃ……」
「ダイジョブ! たいした重さじゃないですから」
あたしはにっこり笑顔で言った。
そりゃああたしだってもっと近くで拝みたいけど、生イケメンの裸体は刺激が強すぎる。今まで見てきた男の裸は二次元ものばっかりだったんだもん。
ちら、と朽木さんの姿を見ると、これまた素敵な鎖骨が目に入る。でも大丈夫。
朽木さんは、多分あたしの鼻血予防のためだと思うんだけど、パーカーの前を半分閉じているのだ。おかげでなんとか直視に耐える。
それに、朽木さんの今の格好は「萌え~」というより、素直にカッコイイ。
胸元に光るシルバーチェーンとセピア色のグラサンが凄く良く似合ってるのだ。
水着はシンプルな濃紺色の膝丈パンツ。これまた露出が少ない。
もっこりビキニを密かに期待してたのだけど、そんなの着てこられた日には鼻血の噴水起こしてたわ、実際。
こんだけの露出でクラクラなのに……。
でも拝島さんはあたしのそんな事情を知らなかったわけで。
細身ながらも逞しい胸板も、毛が薄くて魅惑的な太ももも、惜し気もなく晒してくれる。
ヤバイ。ヤバすぎですよ拝島さん!
このビーチに確実に一人はいるであろう、朽木さん以外のゲイを、思いっきり魅了してます!
某RPGのアビで例えるなら、ハートマークを飛ばしまくってます!
色っぽすぎなんじゃあぁぁぁ――――!!
まぁそんなわけで、拝島さんと並んで歩くのは厳しいあたし。
残念ながら拝島さんの申し出は断るしかない。
「ちなみにグリコちゃん……オレは近付いても大丈夫なの?」
ふと、高地さんが思いついたように言う。
「はい? 全然平気ですけど?」
それがなにか?
きょとんとして返す。
何故だか高地さんは背中に哀愁を漂わせて去って行った。
「じゃ、行こっか」
そんなこんなで真昼が切り出して、あたし達三人は駐車場に向かって歩き出した。
さすがに間近で見るのは厳しいっす。
「え? そう? でも女の子だけじゃ……」
「ダイジョブ! たいした重さじゃないですから」
あたしはにっこり笑顔で言った。
そりゃああたしだってもっと近くで拝みたいけど、生イケメンの裸体は刺激が強すぎる。今まで見てきた男の裸は二次元ものばっかりだったんだもん。
ちら、と朽木さんの姿を見ると、これまた素敵な鎖骨が目に入る。でも大丈夫。
朽木さんは、多分あたしの鼻血予防のためだと思うんだけど、パーカーの前を半分閉じているのだ。おかげでなんとか直視に耐える。
それに、朽木さんの今の格好は「萌え~」というより、素直にカッコイイ。
胸元に光るシルバーチェーンとセピア色のグラサンが凄く良く似合ってるのだ。
水着はシンプルな濃紺色の膝丈パンツ。これまた露出が少ない。
もっこりビキニを密かに期待してたのだけど、そんなの着てこられた日には鼻血の噴水起こしてたわ、実際。
こんだけの露出でクラクラなのに……。
でも拝島さんはあたしのそんな事情を知らなかったわけで。
細身ながらも逞しい胸板も、毛が薄くて魅惑的な太ももも、惜し気もなく晒してくれる。
ヤバイ。ヤバすぎですよ拝島さん!
このビーチに確実に一人はいるであろう、朽木さん以外のゲイを、思いっきり魅了してます!
某RPGのアビで例えるなら、ハートマークを飛ばしまくってます!
色っぽすぎなんじゃあぁぁぁ――――!!
まぁそんなわけで、拝島さんと並んで歩くのは厳しいあたし。
残念ながら拝島さんの申し出は断るしかない。
「ちなみにグリコちゃん……オレは近付いても大丈夫なの?」
ふと、高地さんが思いついたように言う。
「はい? 全然平気ですけど?」
それがなにか?
きょとんとして返す。
何故だか高地さんは背中に哀愁を漂わせて去って行った。
「じゃ、行こっか」
そんなこんなで真昼が切り出して、あたし達三人は駐車場に向かって歩き出した。