リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『ほのぼの』・1
「最近になって、ようやく成績が上がってきてさ。でも…同級生に勉強習ってるなんて、カッコ悪くて言えるかよ…」
あっ、付き合いって、そういうこと。
「だから…もうちょっとだけ、ガマンしてくれ。大学は絶対合格する! そしたら…!」
彼はわたしの目を真っ直ぐに見た。
「いっ一緒に暮らそう」
「それって…」
「それなら絶対に、不安にさせないだろう?」
涙が自然にボロボロとこぼれた。
「おっおい!」
「…バカ」
涙を拭いながら、わたしは彼にしがみついた。
「バカって…。ああ、そうだよ。オレはバカなんだよ」
あっ、付き合いって、そういうこと。
「だから…もうちょっとだけ、ガマンしてくれ。大学は絶対合格する! そしたら…!」
彼はわたしの目を真っ直ぐに見た。
「いっ一緒に暮らそう」
「それって…」
「それなら絶対に、不安にさせないだろう?」
涙が自然にボロボロとこぼれた。
「おっおい!」
「…バカ」
涙を拭いながら、わたしは彼にしがみついた。
「バカって…。ああ、そうだよ。オレはバカなんだよ」