きらきら。
あんなに、翔のこと想ってたのに。



毎日のように泣いてた。




毎日のように夢だといいと思った。





毎日のように一緒に死にたいと思った―――。






あの日々を忘れたわけではないよ。





でもさっき、どうしてこれを思い出せなかった?




翔がどこかへいってしまってから、1回だけ告られたことがある。



その時は、翔のことを思い出した。





まだ翔が好きなんだ。




そう、具体的に形になった。





何でだろ。




今のあたしの心の中には、





そんな感情が無い…。
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