きらきら。

^*・'゜☆准Side



女バスの部室に入ったのは、バスケットボールが1つ見当たらなかったからだった。



新入生の部活見学も近いから、ちゃんと揃えておかなければならない。



入ってみると、律華が寝てた。



その時自分の心を押した、この感情のことはあまりよくわからない。




でも、気がつけば…




しゃがみこんで







キスしていた。






その瞬間の微かな動きで、たぬき寝入りしていることが分かった。



やっべ。



怒られるかも…


しかし、律華はそのまま何事もなかったかのような姿勢でいる。




…気のせいか。



とにかく起きる前に出て行こう…





「あのぉ、准、いる?」




そんな呉羽の声に助けられたかのように俺は出て行った。
< 30 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop