きらきら。
^*・'゜☆准Side
女バスの部室に入ったのは、バスケットボールが1つ見当たらなかったからだった。
新入生の部活見学も近いから、ちゃんと揃えておかなければならない。
入ってみると、律華が寝てた。
その時自分の心を押した、この感情のことはあまりよくわからない。
でも、気がつけば…
しゃがみこんで
キスしていた。
その瞬間の微かな動きで、たぬき寝入りしていることが分かった。
やっべ。
怒られるかも…
しかし、律華はそのまま何事もなかったかのような姿勢でいる。
…気のせいか。
とにかく起きる前に出て行こう…
「あのぉ、准、いる?」
そんな呉羽の声に助けられたかのように俺は出て行った。