君へ
25
気が付いたら目の前に永久くんの顔があって。
いつの間にか呼吸が苦しくて、暗いと思っていたら目をぎゅっとつむっていたからで。
ああ、頭が働かなくて考えられないけれど。
うっすらと目を開けると永久くんとキスしていた。
びっくりして体を離そうとすると永久くんが肩を掴んでいた。
身動きできない程の力じゃない。
振りほどこうと思えば振りほどけた。
けど抑えられた肩に乗せられた手が微かに震えていて、恐いと思えなくて。
むしろ永久くんとキス出来て嬉しくて、振りほどけなかった。
「…ぁっ」
息が出来なくて苦しくて、閉じていた唇を開ける。
一瞬空気を吸い込んだら、一緒に別のモノが口に入ってきて勝手に好きな所を舐初める。
私はただびっくりして、目を固くつむり、たまに空気が欲しくて開く口から漏れる聞いた事の無い高い音を聞いて恥ずかしくて消えてしまいそうになった。
このまま消えてしまえれば良かった。
いつの間にか呼吸が苦しくて、暗いと思っていたら目をぎゅっとつむっていたからで。
ああ、頭が働かなくて考えられないけれど。
うっすらと目を開けると永久くんとキスしていた。
びっくりして体を離そうとすると永久くんが肩を掴んでいた。
身動きできない程の力じゃない。
振りほどこうと思えば振りほどけた。
けど抑えられた肩に乗せられた手が微かに震えていて、恐いと思えなくて。
むしろ永久くんとキス出来て嬉しくて、振りほどけなかった。
「…ぁっ」
息が出来なくて苦しくて、閉じていた唇を開ける。
一瞬空気を吸い込んだら、一緒に別のモノが口に入ってきて勝手に好きな所を舐初める。
私はただびっくりして、目を固くつむり、たまに空気が欲しくて開く口から漏れる聞いた事の無い高い音を聞いて恥ずかしくて消えてしまいそうになった。
このまま消えてしまえれば良かった。