キミに触れたくて。


進路希望の提出が明日と迫った日、担任から思わぬことを言われた。


「七瀬、まだ悩んでるのか。もうお前の好きにしろ。やりたいこと、おもいっきりやれ。」



その一言で、私は美術室へと向かった。


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