☆JEWELofJEWEL★
「あ~あ、あの手紙は恋愛詐欺だったし…」

「愛子、また手紙が届いてるよ」

「え~? また詐欺ぃ? 」

「詐欺って…何が?」

「いやー、相手がね実は女って」



半信半疑のまま封筒を開ける。

「…宮重和真」

どこかで聞いた名前。



確かクラスメイトだったっけ?

便せんにはたった2行程で


「好きです」

と携帯番号が書いてあった。

携帯を握りしめ、電話してみる。
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