アナタとの距離
プロローグ
全てのはじまり
『まじ、ショックだわ』
違う。違うの。
『は?何が違うんだよ』
ゴメン。でも、違う。
『俺、本当に馬鹿みてぇだわ。』
私、雅紀の事好きなんだよ。。。
『好きだから何なわけ?本当に自分したこと分かってるわけ?』
ゴメン。。
ゴメン。
でも、好きでやったわけじゃないんだよ。。
仕方なかった。。
『だったら何で俺に相談しなかったんだよ。』
それは、
雅紀に迷惑かかるかと
『まじありえねえ。お前もどうせ、楽しんでたんだろ。』
本当にそれはないよ
ありえない。。本当に楽しんでなんかない
『どうだかな。はぁ、俺もうお前無理。』
待って。
私雅紀の事本当に愛してる。雅紀しかいないんだよ。
『俺、もうお前嫌い。てかウザイ。汚ねえ。さわんなよ。』
雅紀。。
雅紀。
そんなこと言わないで。
私、雅紀がいなくなったら、一人ぼっちだよ。。
『別れて。お前といる価値ねぇよ。』
雅紀。。
嫌だよ。
『お前といても、もう魅力も何も感じねえから。』
引き止めなきゃ。
雅紀。。
だったら。。。
だったら、好きで一緒にいなくて良い。
都合良いときに使ってくれても良い。なんでもいうこと聞く。。。。
別れるくらいなら、好きになってくれなくても、好きに使って良いから
側にいたい。。。
『。。。わかった。』
雅紀。。
好きだよ。
戻れるなら、お互い好きあってたあの頃に。。
戻りたいな。。
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