アナタとの距離
ワタクシ花梨は今スズラン高校のほぼ校門前にきております…



『花梨ちゃ〜ん☆』








ぅあああああ!!!!
やめてぇ!!目立つような事はしないでぇぇ











「あ…西城さん…」

ニコニコしながら私に手を振ってくる西城さん

とりあえず私も顔が引きつってはいたがニコニコして手を振ってみた

すごくビクビクしながら…


そのオヤジと私みて『なんだお前ら』的な感じで見ている私の学校の生徒


運よく知ってる人はいなかった。

急いでこの場を離れなければ…







『花梨ちゃん〜待ってたんだからねぇ♪』



西城さんはそういいながら私の肩を抱いてきた。



真っ昼間の生徒らが次々帰っていく校門の前で風俗嬢と中年オヤジがベタベタしてたら絶対目立つだろ!!








「さっ…西城さん早く歩きましょ☆高校生が驚いてるわ」






なんとか平然とした態度で言った私。。
早くここから離れなきゃ。。。



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