苦しいほど君がスキ。

最大のライバル出現

理央と玲央に挟まれながら歩くあたし。


ちょっと優越感。


イケメン二人を両手にだからね。


理央は、無口でクール。
たまに眼鏡をかけるところが、あたしのキュンキュンスポット。


玲央は、一言で元気さん!
いつも笑ってていつも理央に怒られてる。
でも、サッカーをする時の玲央の眼差しは凄く情熱的でカッコイイと思う。





『…おいっ!』

『な、なによ?』

『俺…行く用事有るから玲央と先に行ってろ』

『えっ?ちょっ…』




あたしの声は、理央に届かなくスタスタと歩いていく理央。





用事ってなによっ!?





『よっしゃ〜〜!
んじゃ莉菜いくぞぉ!!』






そういいながら玲央は、あたしの手を握る。


『ちょっ、ちょっと玲央っ!』



あたしが叫んでも玲央は、お構いなし。





玲央は、周りの空気が読めない。
というより読まないが正しい。





理央が気になるままあたしは玲央に、教室に連れていかれた。










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