苦しいほど君がスキ。
教室のドアを勢いよく開ける玲央。
ただでさえ玲央は、目立つのにさらに目立つことをする。
『きゃぁぁ〜〜!!』
玲央を見て叫ぶ女子のほとんど。
きっと玲央と同じクラスになれたことが嬉しいんだと思う。
あたしだって叫びたいもん。
理央と同じクラスになれた事で…。
『莉菜っ!』
甲高い歓声の中あたしの名前を呼ぶ声。
辺りを見渡すと見慣れた顔が一つ。
『の、典子ぉ〜〜!!』
あたしは玲央の手を離し典子の場所へと駆け寄った。
『今日も王子様とご出勤?』
『違うぅ〜。玲央が勝手に!
でも、典子が同じクラスで良かったぁ〜〜』
そういいながら典子に抱き着くあたし。
典子は、あたしの友達かつ親友。
理央や玲央、目当てであたしに寄ってくる人は、いるけど…
典子は、そんな下心も無くあたしをきちんと見てくれる。
だから、あたしは典子が好き。
勿論、友達としてね。
『あれ?腹黒王子は?』
典子が言う腹黒と言うのは、理央の事。
『理央は、どこかに行っちゃった…』
『もしかして…』
何か心当たりがあるのか典子は、意味深な言葉を発した。
『な、なに?』
『玲央?アンタ知ってるよね?』
典子の言葉で後ろを振り向けば逃げ腰の玲央。
『お、俺は……し、知らないよ…』
しどろもどろに話す玲央。
『玲央っ!!』
怒鳴り口調で玲央を呼ぶと玲央は、渋々口を開いた。
ただでさえ玲央は、目立つのにさらに目立つことをする。
『きゃぁぁ〜〜!!』
玲央を見て叫ぶ女子のほとんど。
きっと玲央と同じクラスになれたことが嬉しいんだと思う。
あたしだって叫びたいもん。
理央と同じクラスになれた事で…。
『莉菜っ!』
甲高い歓声の中あたしの名前を呼ぶ声。
辺りを見渡すと見慣れた顔が一つ。
『の、典子ぉ〜〜!!』
あたしは玲央の手を離し典子の場所へと駆け寄った。
『今日も王子様とご出勤?』
『違うぅ〜。玲央が勝手に!
でも、典子が同じクラスで良かったぁ〜〜』
そういいながら典子に抱き着くあたし。
典子は、あたしの友達かつ親友。
理央や玲央、目当てであたしに寄ってくる人は、いるけど…
典子は、そんな下心も無くあたしをきちんと見てくれる。
だから、あたしは典子が好き。
勿論、友達としてね。
『あれ?腹黒王子は?』
典子が言う腹黒と言うのは、理央の事。
『理央は、どこかに行っちゃった…』
『もしかして…』
何か心当たりがあるのか典子は、意味深な言葉を発した。
『な、なに?』
『玲央?アンタ知ってるよね?』
典子の言葉で後ろを振り向けば逃げ腰の玲央。
『お、俺は……し、知らないよ…』
しどろもどろに話す玲央。
『玲央っ!!』
怒鳴り口調で玲央を呼ぶと玲央は、渋々口を開いた。