恋をした


気付けば雨が降っていた。




雨に濡れながら向かった先は、いつもの居酒屋・・。


あそこは私の居場所だから。


家に帰ったら美砂が居るし・・。今は一人になりたい・・


美砂に連絡だけ入れといた。

『ごめん、用事が出来た』
それだけ送って、携帯の電源を落とした・・。





カランカラン―――



< 24 / 106 >

この作品をシェア

pagetop