恋をした


「いらっしゃい」

「・・・。」

「濡れてるじゃん!」

そう言って店長はカウンターの奥に消えていった。

いつも座る席に座った。


「これ使いな」

そう言って店長がタオルを差し出してくれた。

「ありがとう」

「いいえ、これサービスするよ」

いつも飲んでるオレンジジュースだった・・。



< 25 / 106 >

この作品をシェア

pagetop