上司なダーリン
ホテルの中ではカラオケボックスと化していた。と言っても私1人盛り上がりたくちんはソファーに座ったまま私の歌を黙って聞いていた。
しばらくしてホテルを後にした。帰り際バイバイのキスを交わし別れた。その夜、今日の出来事を思い出し1人にやにやしていた。完全に私はたくちんにノックアウトされていた。
次の日、いつも通りに会社へ向かい仕事をこなしていた。突然専務に声を掛けられた。
「大原さん、これ後で松木課長に渡しといて」
周りを見渡したが課長の姿がなかった。しばらくして現れた課長に先ほど渡された資料を届けに行った。
「松木課長、これ専務からお渡しするように言われてます」
「あっ、ありがとう」
手渡して自分の席へ戻ろうとした時課長が声掛けた。
「大原さん!」
「はい?」
そばに行くと課長は小さな声で
「昨日はごちそうさま」
と笑顔で言った。私は顔が真っ赤になるのを感じながら
「はい、分かりました!」
何がわかったのやら。とりあえず周りに気付かれまいとさも仕事の話をした後のように返事を返したのだった。
しばらくしてホテルを後にした。帰り際バイバイのキスを交わし別れた。その夜、今日の出来事を思い出し1人にやにやしていた。完全に私はたくちんにノックアウトされていた。
次の日、いつも通りに会社へ向かい仕事をこなしていた。突然専務に声を掛けられた。
「大原さん、これ後で松木課長に渡しといて」
周りを見渡したが課長の姿がなかった。しばらくして現れた課長に先ほど渡された資料を届けに行った。
「松木課長、これ専務からお渡しするように言われてます」
「あっ、ありがとう」
手渡して自分の席へ戻ろうとした時課長が声掛けた。
「大原さん!」
「はい?」
そばに行くと課長は小さな声で
「昨日はごちそうさま」
と笑顔で言った。私は顔が真っ赤になるのを感じながら
「はい、分かりました!」
何がわかったのやら。とりあえず周りに気付かれまいとさも仕事の話をした後のように返事を返したのだった。