上司なダーリン
私はこのヤバい展開から抜け出す為にも必死で次から次へと歌った。歌いまくった。いつの間にか課長はお風呂から上がり着替えて私の傍に立っていた。
「歌うねぇ。カラオケ好きなの?」
「私、カラオケには目がないんです」
とにかくこの雰囲気だけでも変えたかった。ここはカラオケボックスだと言い聞かせながら…
「じゃ、出ようか」
待ってました、その言葉。
「はい!」
帰り道車の中は静まり返っていた。まだ日は高く昇ったまま空は明るかった。
「もう少し一緒にいたいけど遅くなって暗くなると危険だし親も心配するからな」
突然課長が切り出した。そこまで心配してくれるなんてやっぱり大人だなぁ…ん?待てよ。もう少し一緒にいたかった?私の頭の中はパニックになっていた。待ち合わせた公園に辿り着き車を止めた。
「今日はごちそうさまでした。有難うございました」
そう言って車から降りようとした時、課長が口を開いた。
「今日言った事本気なんだけど付き合わない?ダメかなぁ。」
私は言った。
「課長とは年も離れ過ぎてるし私子供っぽいから…」
ムリとは言えなかった。また明日から会社で会う訳だし気まずくなるのはいやだったから。
「歌うねぇ。カラオケ好きなの?」
「私、カラオケには目がないんです」
とにかくこの雰囲気だけでも変えたかった。ここはカラオケボックスだと言い聞かせながら…
「じゃ、出ようか」
待ってました、その言葉。
「はい!」
帰り道車の中は静まり返っていた。まだ日は高く昇ったまま空は明るかった。
「もう少し一緒にいたいけど遅くなって暗くなると危険だし親も心配するからな」
突然課長が切り出した。そこまで心配してくれるなんてやっぱり大人だなぁ…ん?待てよ。もう少し一緒にいたかった?私の頭の中はパニックになっていた。待ち合わせた公園に辿り着き車を止めた。
「今日はごちそうさまでした。有難うございました」
そう言って車から降りようとした時、課長が口を開いた。
「今日言った事本気なんだけど付き合わない?ダメかなぁ。」
私は言った。
「課長とは年も離れ過ぎてるし私子供っぽいから…」
ムリとは言えなかった。また明日から会社で会う訳だし気まずくなるのはいやだったから。