君が見る世界、僕の見た世界

｢はぁ？自業自得だろ？女がﾘｰﾀﾞｰで調子に乗りすぎたんだねぇの？つーか、誰も貸してくんなかったんだろ？そりゃそーか。天下のLiar Loveに恥じ掻かせるﾁｬﾝｽだもんなぁ？｣


｢っ！｣


根拠はない。

でも、犯人はこいつだ！

沸々と湧き上がる怒り。




｢何やってんだ？｣


｢ｶｽﾞﾔさん！｣


入ってきたのは、自分のｷﾞﾀｰの師匠でもあり仲の良いｶｽﾞﾔさん。



｢琉偉、そろそろ時間じゃないのか？｣


｢それが…｣


早口で事情を説明する。


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