リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『純愛』・1
「ところで…話があるんだが、良いか?」
「はっはい!」
コンクールの話だろうか?
「オレはお前の指導を辞めようと思ってる」
「…えっ?」
目の前が、一瞬にして真っ暗になった。
「お前、オレの前じゃ緊張して、ろくな演奏できないだろう?」
「うっ!」
きっ気付かれていたか…。
「だから親父にまた、指導してもらうと良い。親父の前なら、ちゃんと演奏できるだろう?」
「そっそれは…」
…そうだけど。
「だから親父に学ぶと良い。今まで辛い思いさせて、悪かったな」
そう言って先生は優しく微笑んで、わたしの頭を撫でてくれた。
「はっはい!」
コンクールの話だろうか?
「オレはお前の指導を辞めようと思ってる」
「…えっ?」
目の前が、一瞬にして真っ暗になった。
「お前、オレの前じゃ緊張して、ろくな演奏できないだろう?」
「うっ!」
きっ気付かれていたか…。
「だから親父にまた、指導してもらうと良い。親父の前なら、ちゃんと演奏できるだろう?」
「そっそれは…」
…そうだけど。
「だから親父に学ぶと良い。今まで辛い思いさせて、悪かったな」
そう言って先生は優しく微笑んで、わたしの頭を撫でてくれた。