先生あのね①
【萩原】

俺なんであの時…

海砂の体ゎ震えてた…


まだ16歳にもなってないんだもんな
そりゃ怖がるのが当然だ

でも俺ゎ自分で自分を抑えることができなかった…

海砂を好きになればなるほど…愛するほど…

体が…いや…心が海砂を求めてしまう…

俺ゎ俺自身が怖い

いつか海砂の事…嫌がる海砂の事を無理矢理にでも全てを手に入れようとするだろう


だから俺ゎ海砂と距離を置くことにした

一種の予防線ってやつ
俺なりに考えた結果だ


海砂ゎ反対しなかった…

でも賛成もしてない

俺が勝手に決めたんだ…


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