PINK*KISS
「今日から高校生だね!」
私はこの理一君と
同じ高校に入るために
死ぬ程の勉強をした。
「だな!あっ愛美!入学式始まるぞ!」
と理一君が体育館らしき
建物を指差して言った。
「やば〜!」
私は体育館の方に
走って行った。
入ると椅子が沢山あって
とりあえず空いてる席に
腰を下ろした。
「遅刻ギリギリだったわね」
「へ?」
隣の席の女の子に
声をかけられた。
「大丈夫だった?走ったでしょ」
とハンカチを出して
私の額を拭いてくれた。
「あ、ありがとう!」
「いえいえ」
とまじまじと見ると
隣の女の子はすっごく
綺麗だった。