恋愛短編集



「うわぁっ」


いきなりドアが開いた。


ドアに
もたれかかりながら
中を見ていた私は
その場に倒れた。



『!…………』


びっくりした顔の先生。


「…………」


『見た…?』

ピアノ弾いてた
ことだよね…?


「…はい。見ました。」


『そっか……
じゃあ俺とお前、
2人だけの秘密な』


と、口の前で
人差し指を立て
ウインクした先生に
本日2度目、
恋に落ちました―。



FIN



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