わたしの恋愛
そしてあっという間に学校に着いた。


すると、すごく人が集まってめっちゃ騒いでるところがあった。


「紗季、あれなに!?」


「絵梨香知らないの!?
あれは、加藤先輩のファンクラブみたいなもんだよ。
あの中心らへんに加藤先輩が居るんだと思うよ。」


「てか加藤先輩って誰!?」


「絵梨香ってなんも知らないんだね。加藤先輩ってのは、頭が良くて、スポーツは何でも出来て、顔はほんとカッコよくて、もう完璧な人なんだよ!」


そんな人この学校にいたんだ。


「まぁうち的に、まぁ君のほうがカッコいいけど!」


とか紗季が言ってるのは、あえてスルーをした。


私たちはそのまま昇降口に向かった。


途中でまた、その人だかりを見た。


その瞬間、思わず声をあげてしまった。
< 11 / 25 >

この作品をシェア

pagetop