わたしの恋愛

教室の周りを見渡すと、すごく可愛らしくて、女の私でさえ惚れてしまいそうな子がいた。


その子の席の周りには何人かの男子が一生懸命に話しかけてて、その子は笑顔で対応してた。


「ね－ね－！
うちと友達になりませんか？」


私はいきなり話しかけられてびっくりした。


「いいよ！
私、相川絵梨香。絵梨香って呼んでね！」


「やったぁ！
私は西澤あかね。あかねって呼んでね！」


「うん。よろしくね！」


あかねはすごく明るくて、かわいくて、私たちはすぐに仲良くなった。


「てかさ、あの女の子めっちゃ可愛くない!?」


さっきから気になってた子の話をした。


「え!?
…まぁすっごくカワイイけど、うちは嫌いだよ。
うちあの子と同じ中学なんだけど、すごい男ったらしなんだよ。
いつのまにか、彼氏変わってますみたいな感じ。」


それを聞いて、すごくびっくりした。
見かけによらないんだな～。