レジ打ち少女とサラリーマン
「ありがとうございました」


思わず、いいお客さんだ、と感じたので嬉しくなった。よかった。閉店前は変な客がくるー!って先輩言ったけど、そんな事無い。



お客さん二人が、会計を終えれば私は今の内にレジの中のお金や、金券類を整理することにした。

周りに目配りしながら、数えていた。その時。



視界に入った。
茶髪のお兄さんが、買ったビールその場で一気に飲んだ。







私は、限界だった。
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