幸せの欠片
中2の春。
好きな人ができたあたしは、
いつものように心友に告げた。
『ねえ、
あたし好きな人ができたの!』
『ほんと?
よかったねっ。
誰?』
『田中くん』
『まじ?
応援するから』
『ほんと?
ありがとっ。』
そう告げてあたしたちは、
別れた。
次の日、
『ねえ、絵理。
田中くん好きなの?』
『え!』
『あ、絵理ぃ~。
ごめんっ!
でもまぁいいよねっ♪』
『うわ、春菜ひどすぎ。』
『あはは!』
『田中~、聞いた?
絵理、お前のことすきなんだって』
『お前ら付き合っちゃえば?』
『俺、絵理嫌いだし』
『え…。』
あたしは泣いた。
田中くんに振られた悲しさじゃない…。
あんなに信じてた、
心友にバラされてしまったこと…。
どんなに傷ついたことか。
好きな人ができたあたしは、
いつものように心友に告げた。
『ねえ、
あたし好きな人ができたの!』
『ほんと?
よかったねっ。
誰?』
『田中くん』
『まじ?
応援するから』
『ほんと?
ありがとっ。』
そう告げてあたしたちは、
別れた。
次の日、
『ねえ、絵理。
田中くん好きなの?』
『え!』
『あ、絵理ぃ~。
ごめんっ!
でもまぁいいよねっ♪』
『うわ、春菜ひどすぎ。』
『あはは!』
『田中~、聞いた?
絵理、お前のことすきなんだって』
『お前ら付き合っちゃえば?』
『俺、絵理嫌いだし』
『え…。』
あたしは泣いた。
田中くんに振られた悲しさじゃない…。
あんなに信じてた、
心友にバラされてしまったこと…。
どんなに傷ついたことか。