アオイソラ ~2人の行方~
「俺生まれた時に、異常があったらしく
てさ。
小さい頃は、もう何もなかったみたい
に普通に元気な子だったんだ。
でも、小3の時、訳も分からずに
ぶっ倒れて、病院行って。
当然小3の俺には、さっぱり何の話か
分かんなくて。
隣で母親泣いてるわ、
仕事で帰って来ない父親も
遠くから戻って来るわで。」
淡々と話す蒼だけど、
だんだん声も小さくなってる。
「で、変な機械に通されて。
結局、入院して。
退院してからも、理由知らなくてさ。
で、母親に勧められて学校のバスケ部
に入って、上達したんだけど、
ソイツが出てきやがったんだ。」
てさ。
小さい頃は、もう何もなかったみたい
に普通に元気な子だったんだ。
でも、小3の時、訳も分からずに
ぶっ倒れて、病院行って。
当然小3の俺には、さっぱり何の話か
分かんなくて。
隣で母親泣いてるわ、
仕事で帰って来ない父親も
遠くから戻って来るわで。」
淡々と話す蒼だけど、
だんだん声も小さくなってる。
「で、変な機械に通されて。
結局、入院して。
退院してからも、理由知らなくてさ。
で、母親に勧められて学校のバスケ部
に入って、上達したんだけど、
ソイツが出てきやがったんだ。」