アオイソラ ~2人の行方~
「そっか…。」

「空のお母さんは関係ないと思うけど…
 俺は小さい頃から病弱だったし。
 まぁ、バスケ始めたのも、
 体を丈夫にする為だったし。
 いつの間にか、上達して。
 しかも楽しくて…

 バスケしてなかったら、
 空に会えたなかったし、、」

「蒼…」


「…
 そうだな。帰るんだった。
 俺も恥ずかしいし。」

「うん。じゃあね…。」

「ゴメンな。
 送ってやれなくて。。」

「いいよ。
 お大事にね?
 明日も来るから。」

「ありがと。
 
 …待ってる。」


「うん!!
 じゃあね!」


そう言ってあたしは病室を出た。



そうして、タイムリミットがまた
近づいた。


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