『好きだから・・・・』
っと、忘れてた!
「母さん、今日は亜李子ん家に行くから遅くなるね」
「気をつけていってらっしゃい」
ほーい、と軽い返事をして家を出た。
その瞬間!
二人で猛ダッシュ!
髪が乱れるのも、スカートがめくれるのも気にしないで全力で走った!
すると・・・
後ろから「しーちゃん、待ってよー」という声が近ずいてきたので走らせていた足を止め後ろを振り返った。
「亜李子!」
そこには息を切らせた亜李子がいた。
私の親友、海音寺亜李子(カイオンジ アリス)。女。私と同じく現在彼氏ナシ。
いつも元気いっぱいでリーダー的存在。お互い一緒にいてすごく落ち着く。
ふつーは、1学年8クラスあるから1年一緒のクラスになるのも確率が低いのに、私と亜李子は2年間同じクラスになった。
3人でまた走り始め、やっとの思いで校門までくると5人組の男の子たちが慌てた様子で走ってきて、同じテンポでクラス分けの紙の所まで来た。
「俺は体育館の横だから」
亜守羅が体育館のほうを指し、走って行った。
「母さん、今日は亜李子ん家に行くから遅くなるね」
「気をつけていってらっしゃい」
ほーい、と軽い返事をして家を出た。
その瞬間!
二人で猛ダッシュ!
髪が乱れるのも、スカートがめくれるのも気にしないで全力で走った!
すると・・・
後ろから「しーちゃん、待ってよー」という声が近ずいてきたので走らせていた足を止め後ろを振り返った。
「亜李子!」
そこには息を切らせた亜李子がいた。
私の親友、海音寺亜李子(カイオンジ アリス)。女。私と同じく現在彼氏ナシ。
いつも元気いっぱいでリーダー的存在。お互い一緒にいてすごく落ち着く。
ふつーは、1学年8クラスあるから1年一緒のクラスになるのも確率が低いのに、私と亜李子は2年間同じクラスになった。
3人でまた走り始め、やっとの思いで校門までくると5人組の男の子たちが慌てた様子で走ってきて、同じテンポでクラス分けの紙の所まで来た。
「俺は体育館の横だから」
亜守羅が体育館のほうを指し、走って行った。