君に逢いたくて
「真ちゃん…
ごめ、ね?」

そう小さく呟いて、目を閉じた。

プン、プーーー


救急隊の人が急いで心臓マッサージとかをする。

「おい、みぃ?
死ぬなよ!俺と、結婚すんだろ?

なぁ、みぃ!」

が、しかし俺の願いは届かなかった。


「10時53分。
ご臨終です…」

救急隊の人がすまなそうにそう言った。


ゴ リ ン ジュ ウ

みぃが、死んだ…?

「おい、ウソだろ!?
起きろよ!起きて、笑ってくれよ。

『真ちゃん』って、もう1回呼べよ!」

みぃを必死でゆする。

しばらくすると、警察に着いた。
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