君に逢いたくて
俺の体から、離れて、不敵に微笑むみぃ。


「だってぇ…

麻奈に相談したら『告ってくるから待ってなさい!』
っていうんだもん。」

麻奈…
俺はなぜ君を信用したんだろう。

「…いつからだよ。」

俺は低くうなだれたままみぃに聞いた。

「えっ…?
真ちゃん、ごめん。聞こえなかった。」

小さく首をかしげて、聞き返すみぃ。
そんな姿も可愛く見える。

「だから、いつから俺のこと待ってたの?って。」

「課外授業のときからだよ。」

即答するみぃ。

課外学習って…
ゴールデンウィークの頃のアレか?

はじめて見た時からみぃに惚れた俺が、みぃを助けた日。
アホみたいに、なんでもない場所でこけそうになったみぃを助けた俺。
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