☆夢☆
「姫、お待たせ、」

「待ってないよ、今、何時?」

「十時ぐらい、」

「じゃあ開いてるかな?」

タクシーを拾って、翔が進める

産婦人科へ向かう、

緊張と不安でいっぱいだ、

「心配すんなよ、

俺がいるから、」

「うん、」

それからは沈黙が続いた、

翔も不安なんだ、

「着きましたよ、」

お金はささっと翔が払ってくれた、

産婦人科ってなんか緊張する、

「あの、」

「初診ですか?」

「はい、」

「こちらをお書きください、」

アンケートみたいな物が渡された、

難しい言葉もあってそれは

賢い翔が訳してくれた、

「書けました、」

「それでは、少しお待ちください、」

周りは結構な人がいた、
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