春夏秋冬〜*恋巡る季節君と一緒に*〜




放課後……圭吾と2人で教室を出て学校から少し離れた公園にやってきた…



いくつかあるベンチは、もうカップルたちが集まっていた…



いつもだと子供たちで賑やかな公園なのに、今日はいつもと違い甘い雰囲気が感じられた…



ベンチになんとなく座り、圭吾の肩に自分の頭を寄せ…その状態のまま圭吾を見つめて…



「…チョコ、もらってくれますか?」



私は少しだけ甘えた声を出す。



「喜んで頂きます!!」



圭吾はそう言ってニコッと笑った。



「あ〜ん、してあげるね!」



私は、そう言って圭吾に手作りのガトーショコラを食べさした…



「んっ!うまいっ!!!」



圭吾はそう言ってペロリと全て食べてくれた。









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