春夏秋冬〜*恋巡る季節君と一緒に*〜





「じゃ〜んっ!!!!」



俺は小さなテーブルの上にそーおっとクリームチーズケーキを置いた。



「うわあ〜!!!!!これってチーズケーキだよね??私、チーズケーキ大好きなんだよ!!」


そう言ってクリームチーズケーキを見ながら笑う雪乃。



「…知ってる!」



俺はそう言って笑った。



「もしかして…これ圭吾の手作り?」



ワクワクした顔をしながら俺に質問してくる雪乃はまた可愛くて、抱き締めたくなってしまう…



「当たり前じゃん…俺、未来のパティシエだよ?」



「圭吾は私専属のパティシエだもん…」



雪乃はそう言って少しだけいじけた顔をした。









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