春夏秋冬〜*恋巡る季節君と一緒に*〜
散った後は切なく
亮くんの隣には圭吾はもういなかった…
私は教室の窓から、校庭をもう一度見る…
傘もささずに自転車に乗り急いでどこかへ向かう圭吾がいた…
あ……ダメだ…涙が…
「雪乃ちん…………」
私のあだな…なんか久しぶりに聞いたな…
「ごめん…亮くん…なにか用事?」
そう言って後ろに振り向くと、さっきみた同じ目をした亮くんがいた…
「圭吾に俺から話しといてって頼まれたから…」
そう言って私と亮くん以外誰もいなくなった教室で亮くんはゆっくり話しだした…
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