春夏秋冬〜*恋巡る季節君と一緒に*〜





圭吾にされたキスは……深くて甘くて体の芯が溶かされているような感覚になった…





「………ん…ちゅっ………んん………」




「け……い…ご………やぁ………あっ…クリームが!!!!」







ガッシャーンッッ!!!!!!!!








せっかくのクリームが私の体に全部落ちてかかってしまった。





「もう………クリームまみれだよ……圭吾のバカ!」



そう言って少しだけ頬を膨らませた私に圭吾は笑って…



「雪乃…すんげえ美味そう…」




どうやらスイッチが入ってしまったもようです……




「まっ待って!まだ生クリームだってあるし…シュークリームのシューだってオーブンの中なんだし……」



「言い訳なんていいから…………な……」



そう言って私の鼻筋にかかっていたクリームを圭吾はペロッと舐めあげた……









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